
どちらにするべき?アナログ時計とデジタル時計の違いと選び方
腕時計には、大きく分けてアナログ時計とデジタル時計の2種類があります。どちらにも魅力があり、ライフスタイルや好みによって適したタイプは変わってきます。
特にビジネスシーンでは、身につける小物ひとつにも気を配りたいもの。社会人としてスーツに合わせる腕時計を新調するとき、「アナログとデジタル、どちらを選ぶべきか?」は多くの人が悩むポイントでしょう。
本記事では、アナログ時計とデジタル時計の特徴の違いや、それぞれが適したシーン、さらに選び方のポイントを詳しく解説します。
違いは何?アナログ時計とデジタル時計の特徴
アナログ時計とデジタル時計、それぞれを聞いてまずどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
「アナログ時計=昔ながら」「デジタル時計=新しい」と考える方も多いかもしれません。
確かに、アナログ時計は長い歴史を誇り、デジタル時計の誕生は比較的近年のことです。世代感による“新旧”の印象は大きな要素といえるでしょう。
しかし、アナログ時計が機能的に古いということは決してありません。むしろ時を超えて愛され続ける魅力があります。一方でデジタル時計には、デジタルならではの便利さや独自の価値が備わっています。
ここでは、両者の特徴を整理しながら、その違いを見ていきましょう。
1 時間の表示方法の違い
アナログ時計とデジタル時計、最も分かりやすい違いは「時間の表示方法」です。
アナログ時計は文字盤に数字やインデックスを配し、二針もしくは三針で時を刻みます。針の動きを視覚的にとらえることで、直感的に時間を把握できる点が特徴です。
一方、デジタル時計は数字そのもので時間を表示します。正確な時刻が即座に分かるほか、モデルによっては日付や曜日、年まで確認できるものもあり、実用性に優れています。
2 機能面の違い
機能面にも明確な差があります。
アナログ時計はデザイン同様、機能もシンプルで、基本は「時間を確認する」ことに特化しています。カレンダー機能が備わる程度で、過度な装飾や機能は少なめです。
対してデジタル時計は多機能さが持ち味です。モデルによってはストップウォッチ、バックライト、アラームなど、日常生活をサポートする便利な機能を数多く搭載しています。
3 アナログ時計のメリット
アナログ時計の大きな魅力のひとつは、世代を超えて使い続けられる「耐久性」です。適切なメンテナンスを行えば、何十年、場合によっては100年以上愛用できることもあります。大切な一本を長きにわたって育てていきたい方にこそ、アナログ時計はおすすめです。
4 アナログ時計のデメリット
一方で、アナログ時計には「針の読み取りに誤差が生じやすい」という弱点もあります。パッと見ただけでは分針の位置が曖昧に見えてしまい、「おおよそ〇分」といった感覚的な把握になることもあります。
また、耐久性の裏返しとして「メンテナンスが必要」という点を煩わしく感じる人もいるかもしれません。
5 デジタル時計のメリット
デジタル時計の最大の魅力は「時間を正確かつ明瞭に表示する」ことです。数字で表示されるため読み取りやすく、大人はもちろん子どもでも直感的に理解できます。
6 デジタル時計のデメリット
ただし、デジタル時計の液晶には寿命があります。強い衝撃には耐えられても、長年使用すると表示が薄くなってしまうことがあるため、「長く愛用したい」という方には不向きです。
さらに「残り時間の把握」に関しては、デジタル時計はやや不便です。アナログ時計であれば針の位置を見れば一目で残り時間を直感的に把握できますが、デジタル時計では頭の中で計算する必要があります。こうした点を煩わしく感じる人もいるでしょう。
選ぶコツは?アナログ・デジタルを使うシーンで考える
ここまで、アナログ時計とデジタル時計の違いや、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。では結局、あなたにふさわしいのはどちらなのでしょうか。
どちらも一長一短があり、シーンによって適性が異なるため、いざ選ぶとなると迷ってしまうものです。
そこで次に「腕時計を使うシーン」に注目して、どちらが適しているかを見ていきましょう。あなたのライフスタイルで出番の多いシーンを優先すれば、より実用的で満足度の高い一本に出会えるはずです。
【アナログがおすすめ】ビジネスシーンやフォーマルシーン
ビジネスの場で着用する腕時計は、基本的にアナログがおすすめです。アナログ時計はシンプルでスーツに自然に馴染み、悪目立ちしない点が大きな魅力です。
また、アナログ時計ならではの強みとして「時間を視覚的に把握できる」という点があります。仕事を始めてからの経過時間や、次の会議までの残り時間なども、針と数字の位置関係を見るだけで直感的に理解できます。
時間管理は社会人にとって最も重要なスキルのひとつ。常に時間を意識する習慣を身につける意味でも、アナログ時計は大いに役立ちます。
さらに、経験豊かなビジネスパーソンの中には、アナログ時計に「ステータス」を見出す人も少なくありません。そうした相手との会話のきっかけになることもあるでしょう。
もちろん、フォーマルなシーンにもアナログ時計は最適です。クラシカルな佇まいは、結婚式をはじめとした品格を求められる場面にぴったり。まさに「時を超える美しさ」を演出してくれます。
【デジタルがおすすめ】アクティブな仕事やアウトドアシーン
デジタル時計は、アナログ時計に比べて耐衝撃性に優れているのが特徴です。液晶面は堅牢に設計されており、多少の衝撃や接触があっても安心して使用できるケースが多いでしょう。
また、携帯電話で常にメッセージを確認できない環境においても、デジタル時計で通知を受け取れる設定が可能であれば、アウトドアシーンで大変便利です。
デジタル時計はビジネスの場面に限らず、休日のアクティブな時間にもよく似合います。キャンプやトレッキングなど、自然の中で過ごすシーンにも最適な相棒となるでしょう。
ただし、アナログ時計であっても素材や性能を吟味することで、アウトドアにふさわしい一本を選ぶことは可能です。傷がつきにくいステンレススチールやサファイアクリスタルガラスを採用し、防水性能に優れたモデルなら、自然の中でも安心して着用できます。
さらに、ウォータースポーツを楽しむ場面では、高品質で防水性能を備えたダイバーズウォッチを選ぶことで、アクティブなひとときにラグジュアリーな彩りを添えることができるでしょう。
おすすめは腕時計の複数持ち
ビジネスシーンではアナログ、スポーツやアクティビティではデジタル。アナログ時計とデジタル時計は、それぞれ適したシーンが異なります。
そのため「シーンごとに腕時計を使い分けたい」という方におすすめなのが、腕時計の複数持ちです。
複数の腕時計を所有していれば、ライフスタイルやビジネスシーンに応じて自由に選び分けられるため、どんな状況でも最適な一本を身につけられます。
約78%の日本人男性が腕時計を複数所有しているという調査結果もあり、複数の腕時計を使い分けることは一般的と言えるでしょう。
腕時計の複数持ちには、使い分け以外のメリットもあります。
- ダメージを分散できるため、故障や劣化を遅らせられる
- 突然の故障にも予備で対応できる
同じ時計を使い続けるとどうしてもダメージが集中しますが、複数をローテーションすれば、内部部品の劣化を遅らせることができます。
とはいえ精密機器である腕時計は、いつか必ず故障します。そんな時でも複数所有していれば、メインの一本を修理に出している間も他の時計を使えるため、時間確認で困ることはありません。
腕時計を複数持つメリットはまだまだあります。詳しく知りたい方は、ぜひ別の記事もご覧ください。
デジタルといえばスマートウォッチ…ビジネスシーンでも大丈夫?
ビジネスシーンではアナログ腕時計がおすすめとお伝えしましたが、近年はデジタル端末の普及に伴い、スマートウォッチを仕事中に着用する人も増えてきています。
ご存じのとおり、スマートウォッチは通常のデジタル時計よりも多機能です。時間の確認にとどまらず、健康管理・スケジュール管理・SNS通知の受信など、幅広い役割を担うマルチデバイスとして活躍します。
健康志向の高まりや柔軟な働き方の浸透もあって、スマートウォッチはビジネスシーンでも徐々に受け入れられつつあります。服務規程に抵触しない限り、職場で着用しても特に問題はないでしょう。
なお、こちらの記事では職場でスマートウォッチを使う際の注意点についても解説しています。社会人に求められる腕時計マナーをより詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
おすすめのアナログ腕時計
これまでの解説で、アナログ時計とデジタル時計にはそれぞれ適したシーンがあることをご理解いただけたと思います。ここからは、AV86で販売している中でも幅広いシーンで活躍するアナログタイプの腕時計をご紹介します。せっかく腕時計を選ぶなら、さまざまな場面で使える汎用性の高いデザインがおすすめです。
今回は、お客様の声や販売スタッフの意見を参考に「使いやすさ」と「デザイン性」を兼ね備えた2モデルをピックアップしました。アナログ腕時計をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
1815 Chronograph, Steel / Green Sunray
https://av86.com/products/1815-chronograph-steel-green-sunray-special-edition
北欧の自然を思わせる、シンプルでありながら印象的な一本。鮮やかなグリーンの文字盤は、見るたびに心を奪われる美しさを放ち、上品さを演出します。
高級感がありながらも周囲と被りにくいデザインは、ビジネスやフォーマルなシーンでも安心して着用いただけます。さらにAV86では、腕時計をご購入いただくと2本目の付け替えベルトを特別価格でご注文いただけます。
1本目にはシンプルなベーシックベルトを、2本目にはカジュアルなベルトを選べば、同じ腕時計でもシーンに応じてガラリと印象を変えることが可能です。ビジネスからプライベートまで、幅広くお使いいただける万能モデルです。
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サイズ:ケース径 41mm
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厚み:11mm
1960 Racing Chronograph, Steel / Off White Black
https://av86.com/products/1960-racing-chronograph-steel-off-white-black
1960年代のモータースポーツ黄金期に着想を得た1960 Racing Chronograph。
オフホワイトの文字盤に漆黒のサブダイヤルが映えるデザインは、クラシックなレーシングスピリットと洗練されたモダンさを兼ね備えています。
クロノグラフならではの機能美は、実用性と美しさを両立し、日常のあらゆるシーンで存在感を発揮。時計のディテールへのこだわりは、時計好き同士での会話に花を咲かせ、取引先とのアイスブレイクにも一役買うでしょう。
ステンレススチールのケースは耐久性と気品を兼ね備え、40mmというバランスの取れたサイズ感が、現代のビジネスパーソンの手元に自然に馴染みます。
ビジネスからカジュアル、フォーマルまで幅広く活躍し、AV86の付け替えストラップシステムにより、ひとつの時計で多彩な表情を楽しめます。
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ケース径:40mm
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厚み: 12mm
まとめ
腕時計にはアナログとデジタルの2種類があり、近年ではIoT化した「スマートウォッチ」も注目を集めています。
それぞれに魅力があるため、シーンやライフスタイルに応じて使い分けるのがおすすめです。
とりわけアナログ時計は幅広いシーンで活躍するため、社会人として1本は持っておきたいアイテム。もしアナログとデジタルで迷われているなら、まずはアナログ時計を選んでみてはいかがでしょうか。
AV86では、ビジネスからカジュアルまで幅広く対応できるアナログ腕時計を多数取り揃えています。価格帯は30,000円〜60,000円と手の届きやすさがありながらも、デザイン性や品質は高級時計に劣らないクオリティを誇ります。
また、時計とセットで2本目のベルトをお得な価格でご購入いただけるサービスをご用意。シンプルなベルトをビジネスに、遊び心あるベルトをプライベートに、とシーンに合わせて印象を切り替えることが可能です。
さらに、無料の刻印サービスもご利用いただけます。お名前やお仕事のモットー、日々の心得を刻むことで、自分だけの特別な一本に仕上げられます。また、大学の卒業祝い・新社会人の門出・転職祝いなど、大切な方への応援メッセージを込めた贈り物としても最適です。
ご購入いただいた腕時計は、高級感あふれる専用BOXに入れてお届け。日本への配送は無料です。海外ブランドながら、日本人スタッフがカスタマーサポートを担当しておりますので、商品や配送に関する不安も丁寧にサポートいたします。
何かご不明な点などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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